2025年秋のSDGs Month

2025.10.17
29階のロビーフロアへ降り立つと、ゲストを迎えるのは重厚感のある煉瓦積みの回廊。初代大阪駅に用いられた煉瓦の積み方であるフランス積や、見たことのないような積み方を並べることで、過去から未来へとつながるストーリーを表現。
館内を進むと、昔の駅にあった有人改札を現代的に再解釈したフロントカウンターが現れる。
ステーションスクエアの奥に広がるのは、水の都大阪の「ふるまい水」をもてなすウォーターステーション。昼と夜で光色が変化してドラマティックな表情を見せる中、人々が行き交い思い思いに佇むことができる。
「時空の旅」を表現した、初代大阪駅舎を彷彿させる赤煉瓦。
かつての線路の木製枕木に着目し、鋏こんをデザインに取り入れたウェルカムアートが待つロビー。
パブリックエリアの中央には、駅の待合室や駅前広場のような空間(ステーションスクエア)が広がる。
初代大阪駅の記憶が息づく光の切妻屋根が象徴的な「THE LOBBY LOUNGE」。線路の形状から着想を得たリングアートや、フィーチャーテーブルを空間の核としている。
明治時代に登場し、鉄道の発展とともに特別な旅を彩ってきた豪華列車の食堂車がコンセプトの「THE-MOMENT GRILL&DINING」。食堂車のように奥行のある客席では、車窓を思わせる大きな窓から大阪の街並みを見渡せる。
“天下の台所”と謳われ、全国の産品の大集積地であった大阪の食文化の豊かさを表現する「鉄板焼 瑞」。天井は大阪の地図を描いた銅箔アート。景石は日本の銘石である庵治石。
「THE LOBBY LOUNGE」 温かな光が豊かに差し込む、開放的で気持ちの良い空間。
「THE-MOMENT GRILL&DINING」 駅や鉄道をテーマにしたインテリアが店内を彩る、ビュッフェレストラン。
「鉄板焼 瑞」 歴史と風土に育まれた伝統工芸品や、地元作家のアートを空間に取り入れている。
スイートルーム「THE SUITE」では、雲上にそびえる大阪城の豪華絢爛な「奥御殿の大広間」に見立てたデザインで、贅に浸る時間を届けている。
大阪から世界へ、過去から未来へ発展していく日本の叡知が集まる場所を表現した最上階の「SPECIALTY SALON」。世界・未来へ伝えるべきものを吸い寄せた「雲上」を体現し、エネルギーを満たし、新しい発想を生み出すための特別な空間。